AMAKUSAHINOKIPROJECT
THE ★ FACTORY
森とつながる、人がつながる、得意を持ち寄る 実験活動
ザ・ファクトリーは、小さな林業を軸に
多様な連帯で新たな価値を生み出していく副業共同事業体です。
ここにあるものでやってみる
海だけではありません。天草には豊かな森が広がり、木の苗を育てて植える人や、木を育てて伐採し、山から運び出す作業をする人がいます。また、製材所や木工所、地域に密着した工務店、大工や建具師、さらには家具を制作する職人や香りの抽出人まで、多くの人が森に関わり合っています。
天草の小さな林業では、多様な仕事と人々が互いにつながり合い、連帯が育まれています。グローバルとはほど遠く、大規模化を目指すこともないこの連帯を一つのファクトリー(ものを生み出す場)として捉え、ローカルでマイクロなバリューチェーンを形成することで、手触りのあるものづくりを現代に取り戻せるのではないかと考えています。
これは、デザインの力を通じて地域エコシステムを築く試みです。活動期間は2年で、「真剣に楽しむ」をモットーに、同業者だけでなく異業種や異なる素材の参加も歓迎します。
01
Pi!
スマホをかざしてweb接続
TOUCH-kun(タッチくん)
スマホをかざすとWEBに接続!通信機能を搭載した天草ヒノキ製のTOUCH-kun。木製の小物が持たれがちな素朴であたたかい又は工芸品、という固定化したイメージを打破したい。その一心で生まれた手のひらサイズのガジェットです。分かりやすくいうとQRコードのような機能を備え、読み取りにかかるひと手間を省きます。閲覧を促したいURL(ホームページでもSNSでもマップでも)をご指定ください。接続URLを設定したTOUCH-kunをお届けします。
04
\100%土に還る/
天草ヒノキのコンポスト
暮らしの中で出る食べ残りや調理くずを可燃ごみとして出すと、そのほとんどが焼却処分されます。水分を多く含む生ゴミの焼却は、たくさんの燃料とコストを必要としながら大量のエネルギーを消費しているのです。
もともと日本には、生ごみを堆肥化して、田畑の土づくりに活用する知恵がありました。この知恵を現代に学び、生ゴミを堆肥という資源に変える小さな循環をはじめてみませんか?
天草ヒノキのコンポストは、100%土に還る組み立て式の生ゴミ処理器です。
05
洋室やマンションに、モダンな仏壇
栖-SUMIKA-
LAUNCHING SOON!
06
空間の木質化
ヒノキリフォーム
LAUNCHING SOON!
07
経済合理?
環境+地域 合理?
「しかたない」や「手間がかかる」で片づけたくない
ものを安くつくるためには、世界中から安く材料を調達し、規格品を大量に生産し、スケールのメリットを出す必要があります。大量生産と大量消費、役目を終えたら廃棄し続ける一方通行の経済は、一体どこに行き着くのでしょう。
簡単・便利・早くて安い、の価値の追求が地球環境に負荷をかけていること、その影響が私たちの上にさまざまな悪いかたちであらわれていることに、誰もが気づいています。しかし、私たち人間は、都合の悪いことを過小評価したり、危険や脅威を軽視する認知特性があるため「事態は正常の範囲内」「まだ回復可能」と思ってしまうのです。あるいは「しかたない」と目を瞑ったり、数字の上での免罪符(例えばJクレジットのような)を開発して乗り切ろうとします。
一方で、生き物の中で人間だけが想像する力を持つと言います。未来の子どもたちが被ることになる影響を考え、先人に敬意を払うと、今を生きる私たちにはこの自然の恩恵や豊かな生態系を損なうことなく受け継いでいく責任があることに気づきます。想像力を取り戻すと、選択や行動を見直すことができるはずです。
さて、オフィス家具の世界にも廃棄物問題があります。例えばよくある会議机。脚など金属の部材は資源として再利用しやすいそうですが、会議机の天板は、劣化すると再利用が困難で、廃棄され続けているという現状を知りました。資源とエネルギーを使ってものを作り、廃棄し続けるリニアエコノミー(直線型経済)からサーキュラーエコノミー(資源循環型経済)へ。私たちにできるチャレンジの一つとして、熊本県天草広域本部林務課さんと連携し、劣化した天板を天草ヒノキで作り替えて再利用する実証実験を行っています。
※この取り組みについては、実験後、具体的な仕組みの検討を行い、提言を発信します。
08
スキンケアブランド「unito」
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天草ヒノキ
サロンやホテル・スパなどプロフェッショナル市場に向けた「unito moringa steam」のオリジナルスチームチェアを、天草ヒノキで開発・製作させていただきました。
素材生産からプロダクトの開発・製作まで。
私たちは、天草産材にまつわるさまざまな業種の連帯で、
企業やブランドのニーズにお応えしてまいります。
OUR WORK
承ります
今後の取り組み予定
CONNECT WITH US
RUMIKO HARADA
天草ヒノキプロジェクト発起人。プロジェクトやプロダクトのコンセプトや仕組みをデザイン。ブランデイングからPRまで行うマーケティング業のかたわら、プロボノで林業と職人さんを応援。株式会社おてんと丸
CHIHARU NAKAMOTO
東京藝術大学卒業。同大学大学院美術研究科博士課程修了。博士号取得。アーティストとしての制作活動と並行して二次元三次元のクリエイティブワークを幅広く手がける。天草出身の両親をもとで育つ。
TAKAHIRO NITTA
建築家。class archi 株式会社・channel9 株式会社代表。木に対する造詣が深く、建築九州賞、くまもとアートポリス推進賞、愛知まちなみ建築賞、Good Design 賞他多数の賞を受賞。「美しいは心地いい」
※協業が増え、広がっていくことを目指します。
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